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真面目なキリスト教徒だったボス、《七つの大罪と四終》に見る一生涯のテーマ|もう一度学ぶ西洋美術史(第14回)ヒエロニムス・ボス(2)
2023年11月22日 記事公開
ボスのキリスト教徒としての真面目さがよく理解できる1枚の板絵があります。神が見ている中で繰り広げられる人間の愚かさをユーモラスに誇張して描いた《七つの大罪と四終》(1505-10年頃)です。この絵をはじめ人間の愚かさを表 …
稀代の奇想画家・ボス、不思議な世界観と出生、最新技術で開明した真筆の謎|もう一度学ぶ西洋美術史(第13回)ヒエロニムス・ボス(1)
2023年11月21日 記事公開
快楽に耽る男女、地獄を跋扈する怪物や悪魔・・・明るい色彩とどこかユーモラスなボスの世界はどこを切りとっても奇想天外です。しかしボスが本当に表現したかったのは、人間の醜さや悪に溢れた悲観的な世界でした。 文=田中久美子 取 …
南阿蘇鉄道のトロッコ列車「ゆうすげ」奇跡の復活を遂げた改造貨車の魅力とは|日本の鉄道「車両」旅(第2回)
2023年10月20日 記事公開
烏帽子岳と御竈門山をバックに走る南阿蘇鉄道のトロッコ列車「ゆうすげ号」 文=山﨑 友也 取材協力=春燈社 記事
太宰治の思う「正しい愛情」とは?名家に生まれ道化を演じるしかなかった不幸|文豪たちの人生の岐路(第9回)太宰治:後編
2023年9月27日 記事公開
太宰は生と死の岐路に何度か立ちました。最終的に死に至ってしまった背景には、何があったのでしょうか? 文=山口 謠司 取材協力=春燈社 記事
「生まれて、すみません」は剽窃?太宰治の、自分で自分をダメにする生き方|文豪たちの人生の岐路(第8回)太宰治:中編
2023年9月26日 記事公開
妻の姦通を知り心中にも失敗。失意の最中、『二十世紀騎手』の副題「生まれて、すみません」が盗作だとする剽窃(ひょうせつ)事件が起こり、さらに太宰は追い詰められてしまいます。 文=山口 謠司 取材協力=春燈社 記事
太宰治が芥川賞が獲りたかった理由、受賞していたら名作は生まれなかった!?|文豪たちの人生の岐路(第7回)太宰治:前編
2023年9月25日 記事公開
金銭問題、女性問題、自殺未遂、薬物中毒……次々と人生こじらせ、どうしても獲りたかった芥川賞まで逃してしまった太宰治。受賞していたら、果たして太宰文学は生まれたのでしょうか? 文=山口 謠司 取材協力=春燈社 記事
「指先に頭脳がある」ヤン・ファン・エイクが残した、いわくありげな絵画の謎|もう一度学ぶ西洋美術史(第12回)ヤン・ファン・エイク(3)
2023年9月22日 記事公開
《ヘントの祭壇画》を完成させたのち、ヤン・ファン・エイクは約20の作品を世に送り出しました。《アルノルフィーニ夫妻の肖像》はじめ数々の解釈がされてきましたが、果たして正しい解釈はどれなのでしょうか? 文=田中 久美子 取 …
ヤン・ファン・エイクの《ヘントの祭壇画》を徹底解剖!21場面に隠された真実|もう一度学ぶ西洋美術史(第11回)ヤン・ファン・エイク(2)
2023年9月21日 記事公開
「キリスト教界でもっとも美しい作品」と称賛されるファン・エイク兄弟による祭壇画。多くの読み解きが隠されている大作は、美術史家たちを悩ませ続けてきました。 文=田中 久美子 取材協力=春燈社 記事
北方ルネサンスの巨匠ヤン・ファン・エイク、油彩画を完成させた細密描写とは|もう一度学ぶ西洋美術史(第10回)ヤン・ファン・エイク(1)
2023年9月20日 記事公開
これまでに類を見ない細密描写で観る者を圧倒したヤン・ファン・エイク。その生涯と兄フーベルトとともに完成した北方最大の祭壇画《ヘントの祭壇画》は、多くの謎に包まれています。 文=田中 久美子 取材協力=春燈社 記事