日本は圧巻の「美術王国」だ!
日本美術を知らずして世界は語れない。
■銅鐸絵画が日本絵画の始まり
■シルクロードの終着点といわれる正倉院
■物語的絵巻の最高峰《源氏物語絵巻》
■雪舟の型破りな水墨画・
■大量制作システムを導入して大躍進した狩野派
■織田信長の保護で育まれた西洋絵画の技法
■狩野派、琳派、土佐派、それぞれの命運
■斬新な役者絵を描いて10ヵ月で消えた写楽
■伊藤若冲の華麗にしてシュールな画法
■岡倉天心没後の日本画壇
……などなど
スリルに満ちた、日本美術の要点を完全網羅!
縄文時代から現代まで、すべてこの1冊に。 年表、作品写真、教養ポイントで、すらすら理解。
「日本の美術史は、たとえば真贋問題ひとつ取っても面白く、ミステリアスな謎解きの魅力も含んでいます。
そんなワクワクする学問にぜひ足を踏み入れてみてください。
さまざまな発見に驚くはずです」
(著者)
著者について
美術史家、美術評論家。 1948年大阪生まれ。東京大学文学部美術史学科卒。元栃木県立美術館学芸員。 東京大学、清泉女子大学等の非常勤講師(美術史学・博物館学担当)を経て、宇都宮文星短期大学教授に就任。現在、文星芸術大学名誉学長、学校法人宇都宮学園理事長。 著書・監修に『鳥獣人物戯画(日本絵巻大成6)』『渡辺崋山の写生帖』『小杉放菴の俳画手本』『おもしろ日本美術Ⅰ』『おもしろ日本美術Ⅱ』『鳥獣戯画の謎』などがある。